WRC2019/09/03

ヒュンダイ、スペインでローブ、GBでブリーン

(c)Hyundai

 ヒュンダイ・モータースポーツは、世界ラリー選手権第12戦ウェールズ・ラリーGBと第13戦ラリー・デ・エスパーニャのドライバーズラインナップを発表した。ラリーGBでは、ラリー・フィンランドにスポットで参戦されたクレイグ・ブリーンがふたたび起用されて、ティエリー・ヌーヴィルとアンドレアス・ミケルセンとともにラインナップを組み、ラリー・デ・エスパーニャではヌーヴィルとともにセバスチャン・ローブとダニエル・ソルドが起用されることになる。

 ヒュンダイはマニュファクチャラー選手権のリードを守り抜くために終盤戦にむけてチーム体制のシャッフルを発表した。

 ローブにとってスペインは昨年、5年半ぶりの優勝を飾った思い出深いイベントとなり、ヒュンダイとの今年最後のイベントになる予定だ。ローブの参戦は5月のラリー・デ・ポルトガル以来となり、ラリー・チリにおける今季最上位の3位を超えることを目指す。

 また、フィンランドでヒュンダイi20クーペを初めてドライブしたにもかかわらず印象的な速さをみせたブリーンは、昨年4位でフィニッシュしているラリーGBでふたたびチームの選手権に貢献することを目指す。

「ラリーGBのように僕の心に近いラリーで、僕とポール(・ネーグル)に再び信頼を寄せてくれたヒュンダイに感謝したい。泥だらけのウェールズの森に戻れることを僕らは待ちきれないよ」とブリーンは語っている。

 ブリーンは先月行われたアイリッシュ・ターマック選手権の最終戦アルスター・ラリーにヒュンダイi20 R5で出場し、タイトルを獲得している。