WRC2017/09/28

ヒュンダイ、ミケルセンとの2年契約を発表

(c)Hyundai

 ヒュンダイ・モータースポーツは、アンドレアス・ミケルセンと2018年から2019年までの2年契約を締結したことを明らかにした。

 ミケルセンは来週行われるラリー・デ・エスパーニャから今季の残り3戦についてヒュンダイから参戦することがすでに決まっているが、ヒュンダイは28日、ミケルセンとコドライバーのアンデルス・ヤーゲルが2018年以降もi20 クーペWRCで全戦に出場することをアナウンスした。

 ヒュンダイはすでに来季もティエリー・ヌーヴィル、ヘイデン・パッドン、ダニエル・ソルドがチームに残留することを発表しており、ミケルセンの加入によって4人のドライバーとの契約をもつことになる。

「ヒュンダイ・モータースポーツが2018年と2019年のフルタイムでWRCに戻るチャンスを提供してくれたことをうれしく思っている。チームとの最初のラリーの前だというのにすでにチームに落ち着いたような気持ちだよ」とミケルセンは語った。

「ドライバー選手権とマニュファクチャラー選手権の両方で戦う現実的なチャンスを持つチームに加わることができたことは明らかだし、来年のラリー・モンテカルロからこれらの目標を達成するのを手伝って、ドライバー選手権でも僕の存在感を感じられることを楽しみにしていているよ」

 ヒュンダイ・チーム代表のミシェル・ナンダンはミケルセンをレギュラーメンバーに加えることを喜ばしく思うと述べている。

「アンドレアスは、迅速に対応し、真っ直ぐ仕事に取りかかるラリードライバーの一人だ。彼はすでに数回にわたってアルゼナウのファクトリーを訪問しているが、彼の決意とプロフェッショナリズムは輝いていた。我々は2シーズンにわたって彼がフルシーズンにわたってチームに加入することになったことを喜ばしく思う。彼はすでにテストでi20クーペWRCを体験する機会を得ており、我々に肯定的かつ有用なフィードバックをくれている。また、彼はi20 R5をテストドライブしているので我々のすべての分野においてチームに溶け込んでいる。ヒュンダイのドライバーとして今季の最後の3戦に走り、さらに来年以降についても彼の走りを見るのが待ちきれないよ」