ヒュンダイ・モータースポーツは、2021年ラリーシーズンにむけたジュニアドライバー育成プログラムの6人の若きドライバーたちを発表した。
ヒュンダイ・ジュニアドライバー育成プログラムは、ラリーとサーキットの2つの部門において若い才能をサポートすることを目的として誕生、今年で3年目を迎える。このプログラムに選ばれた若きドライバーたちは、ヒュンダイ・カスタマーレーシングのエンジニアのサポートなどスポーツキャリアの発展において包括的なサポートを受けることができる。
昨年は、ラリー部門ではピエール-ルイ・ルーベ、オーレ・クリスチャン・ヴェイビー、ニコライ・グリアジン、グレゴワール・ムンステル、カラム・デヴァインの4名がヒュンダイ・カスタマー・レーシングのジュニア・ドライバー・プログラムに参加した。
ヒュンダイ2CコンペティションのWRカーでWRCにフル参戦するルーベとWRC2プログラムが決まっているヴェイビーが昨年に引き続いてジュニア・ドライバー・プログラムに選ばれており、新たにアークティック・ラリー・フィンランドでWRカーデビュー戦にもかかわらず7位でフィニッシュしたオリヴァー・ソルベルグ、2020年にWRC3王者に輝いたヤリ・フットゥネンがジュニア・ドライバー・プログラムのメンバーに加わっている。
また昨年のERCラリー・ハンガリーで2位となったムンステルへのプログラム継続が決まり、モータースポーツ・アイルランド・ラリー・アカデミーのデヴァインに代わって、同アカデミーのドライバーとして今季のWRC3に挑むことになっているジョシュ・マクアーリンが新たにプログラム・メンバーとなっている。