ヒョンデ・モータースポーツは、今季最終戦のラリー・ジャパンに臨む前に特別な準備を行う。
今季も残すところ最終戦のラリー・ジャパンのみとなったが、ドライバーズ選手権ではティエリー・ヌーヴィルがオイット・タナクを25ポイントリードしており、二人のヒョンデ・ドライバーのどちらかがチャンピオンになることがすでに確定している。
さらにヒョンデは、マニュファクチャラーズ選手権でもトヨタに15ポイント差をつけてリードしており、ドライバー、コドライバー、マニュファクチャラーの3冠を初めて達成する可能性をもっている。
ヒョンデは週明け、通常のプレイベントテストとしてスペインに向かい、さらに週末にはスペインのアリカンテ地域で行われるターマックラリーのラリー・ラ・ヌシア〜メディテラニオ・ラリーにティエリー・ヌーヴィルとアンドレアス・ミケルセンがヒョンデi20 N Rally1で出場する。
ヌーヴィルは、セントラル・ヨーロッパ・ラリーの前もオーストリア国内イベント、ハーブスト・ラリーでヒョンデi20 N Rally1をゼロ・カーとして走らせており、最終戦のジャパンに向けてふたたびローカルイベントを活用することになる。
オイット・タナクはスペインでのこのラリーには出場せず、プレテストのみでジャパンに向かうことになる。