ヒョンデ・モータースポーツは、2年前に1-2-3フィニッシュを達成したアクロポリス・ラリー・ギリシャに当時と同じドライバーズラインナップで臨み、3つのチャンピオンシップのリード拡大を目指す。
アクロポリス・ラリーでは、ヒョンデはこれまでに1回の勝利を含む5つの表彰台を獲得しており、チームにとっては相性の良いイベントとなっている。ヒョンデは、2022年にはティエリー・ヌーヴィル、オイット・タナク、ダニエル・ソルドという黄金のメンバーによって表彰台を独占、チームとしてのWRCラウンド過去最高の成績を収めており、今回、そのときと同じクルーで強力な結果を狙っていく。
ヒョンデ・モータースポーツ社長兼チーム代表、シリル・アビテブールは、シーズン終盤に向けて勢いを維持するため、ギリシャでは力強い走りを披露することを目標としていると語っている。
「いろいろと複雑だったフィンランドでの週末を経て、我々はチームとしてより良い結果を求めてギリシャに向かう。もちろん、ラリーに勝利したいが、土曜日にはトップに立って、さらにスーパーサンデーでもできるだけ多くのポイントを獲得することが必須だ」
「このようなイベントでは集中力を保つことが極めて重要であり、戦略においてもステージ上でもミスは許されない。我々が行ってきたプレイベントテストは、3人のクルーがラフなグラベルでのリズムを掴むために不可欠なものだったし、我々は、ヒョンデi20 N Rally1ハイブリッドがギリシャの厳しいステージに挑む準備はできていると確信している」
「高速グラベルイベントではクルマのパフォーマンスが改善されたことを披露することができた、そしてアクロポリス・ラリーでは力強い結果を出して3つのランキングすべてでリードを維持することが目標となる」