WRC2018/11/28

ファビアR5エボがコルシカで5日間のテスト

(c)Skoda

 シュコダ・モータースポーツは、来季のデビューが予定されるファビアR5のエボリューションモデルのテストを5日間にわたってコルシカで行った。ドライバーは、ヤン・コペツキ、カッレ・ロヴァンペラ、そしてフレディ・ロイクスが務めたとの情報だ。

 フォルクスワーゲン・ポロGTI R5、シトロエンC3 R5といった新しいR5ラリーカーが登場した今季、シュコダ・ファビアR5はWRC2選手権の13ラウンドのうち12勝を飾るなどその速さにおいて一歩抜きんでている結果を残してきたが、2019年8月にはMスポーツもフォード・フィエスタR5の進化バージョンを投入する予定となっているだけに、シュコダとしても成功に甘んじている考えはない。

 新しいシュコダ・ファビアR5は兄弟ブランドのVWポロと共通のシャシーをもっており、外観とともに中身も一新、より軽量のドライブトレインを備え、より長いホイールトラベルをもち、さらなるパフォーマンス向上が図られたマシンとして2019年6月に実戦デビューすると言われている。