WORLDWIDE2019/05/18

ファビアR5エボがチェコで競技デビュー

(c)Skoda

 シュコダ・ファビアR5の進化バージョンとなるファビアR5エボが、5月17日に開幕したチェコ・ラリー選手権第3戦のチェスキー・クルムロフで、ヤン・コペツキによって競技デビューを果たした。

 114年の歴史をもつシュコダ・モータースポーツにとってもっとも成功したモデルとなったファビアR5。その輝かしいヒストリーは4年前に、同じくチェコ選手権で始まることになった。50回目の開催を迎えたラリー・シュマバ・クラトヴィでコペツキは12ステージのうち11ステージでベストタイムを奪い、ファビアR5は圧倒的な勝利でデビュー戦を飾っている。

 チェコ国内でのデビューのあと、世界ラリー選手権でのファビアR5の初登場は2015年のラリー・デ・ポルトガルとなり、エサペッカ・ラッピがWRC2の2位でフィニッシュ、それから2戦後のラリー・ポーランドで彼はファビアR5によるWRC2初優勝を達成している。

 47回目の開催を迎えたチェスキー・クルムロフは金曜日の午後にスタートを迎えており、コペツキの駆るファビアR5エボは、カーナンバー1を与えられてオープニングSSでトップタイムをマークして新しい歴史を刻み始めている。

 ファビアR5エボは、4年前と同じくラリー・デ・ポルトガルで世界ラリー選手権デビューを果たす予定だ。