WRC2019/05/15

マキネン、「タナクとヤリスは最強のパッケージ」

(c)Toyota

 トヨタGAZOOレーシングWRTのトミ・マキネン代表は、オイット・タナクとヤリスWRCのコンビネーションがラリー・チリでは最強だったと語り、選手権のタイトル争いにむけた明確なる手応えを感じている。

 クリス・ミークが横転によってフロントウィンドスクリーンを失うなど10位、ヤリ-マティ・ラトバラはドライブシャフトを破損して11位に終わったが、トヨタは全16ステージのうち8ステージでトップタイムを奪う速さをここでもまた証明し、マニュファクチャラー選手権ではタナクの今季2勝目によって首位のヒュンダイに29ポイント差に迫ることになった。

 マキネン代表は、ラリー・チリでのチームのパフォーマンスに満足していると語った。

「オイットとチームにとって、本当に素晴らしい勝利になった。週末を通して彼はミスをすることなく見事なドライビングを続け、最も強いドライバーだったと思う。オイットとヤリスWRCのコンビネーションはラリー・チリで最強だった」とマキネンは語った。

「選手権タイトルをかけて3人ドライバーによるバトルになりそうだ。彼らはとても接近していて、シーズンの最後まで戦いは続きそうだ。しかし、クルマはとてもいいパフォーマンスができているし、引き続き懸命に取り組んでいってふたたび満足できる結果を成し遂げていくよ」