WRC2019/08/22

マキネン、ドイツでも最高の結果を残す自信はある

(c)Toyota

 トヨタGAZOOレーシングWRTのトミ・マキネン代表は、今週末のラリー・ドイッチュランドの結果が選手権の行方を大きく左右するものになると考えているが、チームとして再び最高の結果を残す自信はあると自信をみせた。

 ラリー・フィンランドでトヨタのオイット・タナックは今シーズン4勝目を飾り、ドライバー選手権トップの座をキープするとともに、リードを22ポイントに拡大している。しかしながら、トヨタはフィンランドで一時1-2-3態勢を維持しながらいくつかのミスや不運に見舞われたため、マニュファクチャラー選手権ではいまもヒュンダイに24ポイント差の遅れをとっている。

 この差を大きく縮めるためにもドイツではすべてのドライバーがミスのない結果を残すことが重要になる。マキネン代表は、さまざまなキャラクターをもつドイツのターマックでの戦いにむけて集中力を高めて臨まなくてはならないと語った。

「ラリー・フィンランドでの素晴らしいリザルトは、ドライバーおよびコドライバー選手権と、マニュファクチャラー選手権にとって非常に重要なものになったので、ドイツでも同じような結果を期待している。昨年のこのラリーで我々は強く、オイットは2年連続となる優勝を達成しているので、チームとして再び最高の結果を残す自信はある」

「このラリーではブドウ畑やバウムホルダーの軍事施設など、ドライバーのミスを誘発する難ステージが非常に多くあるから、クルマに自信を持つことがとても大事になる。ミスをしないように集中力を高めて臨まなくてはならない」