Information2017/07/18

ラリーが舞台、映画『OVER DRIVE』が来年公開

(c)Over Drive

 ラリーの世界を舞台にした映画『OVER DRIVE』が2018年に公開される。

 世界ラリー選手権へのステップアップを目指すスピカレーシングファクトリーとライバルチームとの熾烈な優勝争いを描きながら、WRCへのステップアップを目指すスピカレーシング所属の若き天才ドライバーとチームのチーフエンジニアを務める彼の兄を中心に若者たちの熱い愛と絆を描いた、新たなヒューマンエンターテインメントになるという。

 スピカレーシングのチーフメカニック兼エンジニアの主人公・檜山篤洋を演じるのは東出昌大、篤洋の弟で天才ドライバーの檜山直純に新田真剣佑、直純のエージェントとして着任したスポーツマネジメント会社の社員・遠藤ひかる役に森川葵。共演者には、直純のライバル・新海彰役の北村匠海、新米メカニック・増田順平役の町田啓太、スピカレーシングファクトリーの社長でチームの監督・都築一星を吉田鋼太郎が務める。

 監督は『海猿』『MOZU』シリーズなどの羽住英一郎。「プロフェッショナルな世界で生きるチームメンバーたちが繰り広げる濃厚な人間ドラマを、これまでの邦画にはないスピード感と迫力の映像で、圧倒的なスペクタクルの作品に仕上げていきます。テーマとして伝えたいことは、決して諦めない心の強さ。同じ極限状態での挑戦を描いてきた『海猿』を超える作品にしたいと思います。そして東出昌大さん、新田真剣佑さん、森川葵さんなど、俳優として新時代を担うキャストには、若さ故にもがき、葛藤し、一流を目指して成長するそれぞれの姿を、全力で体現してもらえればと思います」と羽住監督は意気込みを語っている。

 制作プロダクションはROBOT。撮影は7月中旬〜9月末に行なわれる予定だという。