WRC2018/10/31

ロヴァンペラ、シュコダとは2020年まで契約

(c)Skoda

 フィンランド出身の若手カッレ・ロヴァンペラは、20歳になるまでにトヨタGAZOOレーシングからWRカーデビューするとの期待もあったが、彼は2020年までシュコダ・モータースポーツにとどまり、しっかりとイベントの経験を積むことを選んだようだ。

 ロヴァンペラは今季、ウェールズ・ラリーGBとともに先週末のラリー・デ・エスパーニャでWRC2優勝を飾り、その将来に関しては複数のファクトリーチームから関心が寄せられているとされていた。とくにトヨタについては、ヤリ-マティ・ラトバラとクリス・ミークがどちらも1年契約を結んだことから、2020年についてはロヴァンペラがトヨタと契約を結ぶのではないかという憶測も囁かれていた。

 ロヴァンペラはワークスチームとの契約を急いでいるわけではないようだ。

「来年の後、僕はもう1年、2020年の終わりまでシュコダに留まる」とロヴァンペラは語った。

「来年、僕たちはまだ参戦したことのないラリーを走る必要がある。一年を走りきって、いくつかのラリーで成績を挙げなければならないと思っている。スピードについては今季もかなりよかったが、すべてのラリーでそうできるようになれば、(ステップアップしても)かなり楽になるはずだ」