カッレ・ロヴァンペラは、先週末にスウェーデンで行われたヨーロッパ・ドリフト・マスターズ欧州選手権第2戦は、華麗なドリフトを多くのファンに楽しんでもらう前にエキゾーストの問題によって敗退となった。
ロヴァンペラはシーズン2戦目となるドリフト・マスターズ選手権にGRスープラで参戦、金曜日の予選で4番手となり、トップ32による土曜日の決勝に臨むことになった。
しかし、ロヴァンペラは朝に行われたウォームアップで排気系の問題に見舞われてしまった。
「チームはエキゾーストシステムを修理しているところだ。ウェイストゲートのすぐそばで、かなり難しい場所にあるんだ。車を元に戻す時間があまりないんだ」とロヴァンペラはインスタグラムのストーリー欄で報告していた。
ロヴァンペラは、チームの応急修理を受けた後あとスウェーデンのヴィクトル・ヴェッテルマルクとの初戦に臨んだものの、エキゾーストの亀裂から小さな火災が発生してしまい、彼のレースはここで終わりとなってしまった。
「僕たちの週末は終わってしまった。がっかりだったが、みんな、本当に急いでマシンを直そうとしていたんだ。でも、エキゾースト・マニホールドに異変が起きてしまったんだ。パワーを失い、エキゾーストが突き抜けてしまったんだ。クルマが燃えそうになったが、幸いにも燃えずに済んだ」とロヴァンペラは残念そうにふりかえっている。
「もっといい結果を求めて戦いたかった。でも、ハードな作業に取り組んでくれたみんなには感謝している。次回はもっと強くなって帰ってくるよ」
ロヴァンペラは、失望のまますぐに会場をあとにして、ヘリコプターで実家にあるフィンランドに戻り、そこで決勝の戦いを見守ったとインスタグラムのストーリー欄に投稿している。
ロヴァンペラは2週間後のサファリ・ラリー・ケニアを戦ったあと、ドリフト次戦は、7月に母国で行われるドリフト・マスターズ第3戦に挑む予定となっている。