WRC2025/11/05

ロヴァンペラのターマック不敗は日本でも続く?

(c)Toyota

 
 カッレ・ロヴァンペラは今季、ラリー・イスラス・カナリアスとセントラル・ヨーロッパ・ラリーを制し、ターマックラウンドで負けなしの速さをみせているが、この快進撃はラリー・ジャパンでも続くだろうか。

 ラリー・ジャパンの後、選手権ポイントが争われるのはあと1戦、11月末に開催される新設のサウジアラビア・ラリーのみとなる。ジャパンを前にタイトル争いは3人のドライバーに絞られている。ランキングトップはトヨタのエルフィン・エヴァンス。これをチームメイトのセバスチャン・オジエとともにロヴァンペラが13ポイントさで追う展開となっている。

 ロヴァンペラにとってはラリー・ジャパンでライバルたちを上回る結果が必要となるが、彼は昨年、ジャパンをスキップしているため2年ぶりに挑むことにもなる。さらに「ジャパンはなかなかいい流れを掴むことができない」と、彼にとって苦手なイベントの一つであることを正直に認めている。

「ジャパンは毎回かなりの大きな挑戦になる。僕にとってはあまり楽しいラリーとは言えない。道がすごく狭くて、なかなかいい流れを掴むことができないんだ」とロヴァンペラは語っている。

「道幅が広いところではしっかりとしたターマックドライビングができる。それが今年はうまくハマっているんだけど、日本ではそういうセクションがあまりない。ほとんどがテクニカルで、路面も汚れているんだ」
 
 選手権争いはまさに紙一重の戦いとなっていて、ロヴァンペラはキャリア3度目のタイトルに向けて全力を尽くしている。

「このラリーは難しいけど、手応えとしては悪くはない。僕の得意な方ではんないけど、選手権の状況を考えれば、力強い結果を狙って全力でプッシュするしかないんだ」とロヴァンペラはま総括している。

「そして誰が勝つか、ということになる。まだ3人にチャンスがあって、エルフィンが最も有利な立場にある」
 
 シーズン最終戦となるサウジアラビア・ラリーは、すべてのドライバーにとって未知のイベントだ。もしトップ3がラリー・ジャパンを問題なく終えられれば、タイトル争いはこの新ラウンドで決着することになる。

「みんなにとって初めてのラリーだから、すごく興味深いイベントになると思う。まだ誰も実際どうなるか予測はできないけど、僕たちは大きな期待を胸に臨んでいくよ」とロヴァンペラは語っている。