WRC2018/11/23

勝田、サルミネンの2年にわたる協力に感謝

(c)Toyota

 勝田貴元は、2シーズンにわたってコンビを組んだマルコ・サルミネンに感謝を述べるとともに彼の新しいチャレンジにエールを贈った。

 サルミネンは来季、ミッコ・マルックラに代わってテーム・スニネンのコドライバーを務めることになっている。

 勝田とサルミネンは、2017年のアークティック・ラップランド・ラリーでコンビをスタート、サルディニアで初のWRC2表彰台をともにしたあと、今季のスウェーデンではWRC2初優勝を飾っている。

 勝田は、フィンランドで2度のチャンピオンを獲得したサルミネンのサポートに自身の成長が助けられたと語り、これまでの協力に感謝の気持ちを述べている。

「マルコとは2年間にわたってハードな作業を行ってきた。彼の手助けのおかげで僕はドライバーとして成長できたし、彼のサポートがなければ僕はいまここにはいなかっただろう。すべてのラリーではたくさん楽しみ、たくさん笑いあったことが思いだされるよ。ありがとう、マルコ。将来の大成功を祈っているよ!」と勝田は語っている。

 二人のコンビは、先日、フィンランドで行われたトヨタ・ヤリスWRCの初のフルテストが最後になった。勝田は最後のクレストで大きなジャンプを決めてサルミネンの門出を祝している。