WRC2018/11/28

次世代ファビアR5のデザインスタディが公開

(c)Skoda

 シュコダ・モータースポーツは、新しい外観となったファビアのロードバージョンのエレメントを取り入れた次世代のファビアR5のデザインスタディを発表した。

 4年間にわたって卓越したキャリアを築いてきたファビアR5は、ロードゴーイングカーの新しいバージョンが登場したことにともない、来季の後半からエボリューションモデルへの進化が予定されている。

 シュコダは27日、過去最高のシーズンを祝う一環として、新しいロードゴーイングカーのファビアの重要なエレメントを組み込んだ将来のラリーチャレンジャーのデザインスタディを発表した。ロードゴーイングカーの新バージョンからインスパイアされたフロントエンドのよりダイナミックなデザインと、LED技術を搭載したヘッドライトとテールランプが外観の特徴となっており、シュコダ・モータースポーツのカラースキームもこれらの変化に対応するために進化している。

 すでに新しいフロントマスクを装着したファビアR5の開発テストが目撃されているが、エアロなど外観のデザインは最終決定ではなく、それらの公開は2019年後半が予定されるホモロゲーションまで待たなければならないだろう。

 また、シュコダ・モータースポーツは、ファビアR5の今季の成功を祝うために、今季もっともたくさん集めたゴールド・メダルのカラーリングでドレスアップしたチャンピオンマシンのファビアR5を製作、ムラダボレスラフの本社とともにチェコのプラハ空港で最初に展示する。ボンネットと左右のドアには勝利を意味するナンバー1と月桂樹が大きく描かれて、フロントガラスには「WRC2 CHAMPION 2018」とレタリングが表示されている。