APRC2018/12/12

2019年APRCカレンダーが全9戦に変更

(c)Skoda

 FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)の2019年カレンダーは先日のワールドモータースポーツカレンダー(WMSC)で承認されたが、APRCワーキンググループは、オーストラリアの2戦を新たに追加した全9戦からなる改訂版の暫定カレンダーを発表することになった。

 すでにアナウンスされてきたとおりに、APRCは2019年から最終戦のグランドファイナルでのタイトル決定戦でチャンピオンシップが決定するという新しいフォーマットへ生まれ変わることになっている。また、地域からのさらなるエントラントを呼び込むためにロジスティックスを改善、新たに発表された改訂版のカレンダーでは、ラリー・オブ・タスマニアとユーレカ・ラリーのオーストラリアの2ラウンドが追加され、パシフィック・カップとアジア・カップはそれぞれ4戦ずつの開催となる。

 FIA APRCワーキンググループ代表のヴィッキー・チャンドクは、12日に発表されたリリースのなかで選手権の将来の見通しに非常に満足していると語った。

「我々は目標に辿り着きつつある! 我々は新しく活気のあるAPRCのために根本的なフォーマットの変化を選手権に採用することにした。インドネシアがAPRCに戻り、そしてオーストラリアのイベントもリストに加えることになった」とチャンドックは語った。

 今回発表された2019年のAPRC暫定カレンダーによれば、4月のラリー・オブ・オタゴで開幕、5月のラリー・オブ・ワンガレイと2戦連続してニュージーランドのイベントが続いたあと、3週間後に新たにオーストラリアのラリー・タスマニアがカレンダーに追加されることになった。

 7月にインドネシアで開催されるラリー・オブ・メダンはアジア・カップの一戦になる。インドネシアでは10年ぶりのAPRC、メダンでは19年ぶりのAPRCとなる。

 8月にマレーシアで行われるラリー・オブ・ジョホールに続いて、8月末にオーストラリアのヴィクトリア州で行われるユーレカ・ラリーが加わり、9月のラリー北海道、10月のチャイナ・ラリー・ロンユーが続き、12月のインディア・ラリーが2019年のファイナル・ラウンドとなる。

 エントラントは、パシフィック・カップあるいはアジア・カップの最低2戦に出場すればファイナル・ラウンドへの出場資格が与えられることになり、ファイナルの結果に基づいて、タイトルが決定することになる。また、ファイナル・ラウンドの開催地はアジア地域とパシフィック地域において1年ごとに交互に開催されるという。

 アジア・カップおよびパシフィック・カップにおけるドライバーとコドライバーのタイトルは、それぞれ4戦のポイントすべてが有効となり、最低3戦のポイントの合計で争われることになる。

■2019年APRC暫定カレンダー
4/12-14 ラリー・オブ・オタゴ(ニュージーランド)P
5/3-5 ラリー・オブ・ワンガレイ(ニュージーランド)P
6/21-23 ラリー・タスマニア(オーストラリア)P
7/5-7 ラリー・オブ・メダン(インドネシア)A
8/2-5 ラリー・オブ・ジョホール(マレーシア)A
8/23-25 エウレカ・ラリー(オーストラリア)P
9/20-22 ラリー北海道(日本)A
10/25-27 チャイナ・ラリー・ロンユー(中国)A
12/7-8 インディア・ラリー(インド)F

※P=パシフィック・カップ、A=アジア・カップ、F=ファイナル

カレンダーは来年のWMSCでの承認待ちとなる。