FIAラリースター委員会は、ロメット・ユルゲンソンが2025年はさらに拡大されたWRC2参戦プログラムを挑戦、テイラー・ギルとマックス・スマートが再びFIAジュニアWRCにすることを明らかにしている。
10月31日(木) FIAラリースター委員会は来シーズンのラインナップを発表、ほとんど初心者の状態から将来のFIA世界選手権タイトル候補へと成長を続けるべく、3人のドライバーは引き続き人材育成プログラムの一員として参戦を続ける。
2022年にラリーを始めたばかりのユルゲンソンは、初挑戦で今年のFIAジュニアWRCタイトルを獲得し、その賞として4戦のWRC2参戦の機会を得ている。FIAラリースターのサポートにより、彼のこの2025年参戦プログラムは6戦に拡大され、この熾烈な争いが繰り広げられるWRC2でさらに経験を積むことになる。
エストニア出身のユルゲンソンは、FIAラリースターのイニシアチブのもと、引き続きトレーニングとサポートを受けながら、コドライバーのシーム・オヤとともにWRC2各イベントの前にはテストセッションも実施する予定となっている。
今年のFIAジュニアWRCシリーズでそれぞれ4位と7位を獲得し、際立ったペースを見せたオーストラリアのギルと南アフリカのスマートは、来シーズンも再びこのフォード・フィエスタRally3エボのワンメイク・シリーズに参戦する。2025年カレンダーは今月初めに発表されており、彼らはその中からスウェーデン、ポルトガル、ギリシャ、フィンランド、セントラル・ヨーロッパでの5ラウンドに出場する。
FIAラリースター委員会の決定について、FIAスポーツ担当副会長のロバート・レイドは次のようにコメントしている。「FIAラリースターのプログラムに選出されて以来、マックス、ロメット、テイラーはその才能だけでなく、決意もしっかりと示しており、2025年に向けてさらなる学びと進歩の機会が与えられるのは当然のことである」
「また同時に、FIA加盟クラブが主催するセレクションイベントを通じて草の根レベルから参加してきた経験の浅い前途有望な若手たちが、FIA世界ラリー選手権で2シーズン目に挑む準備をしていることは、FIAラリースターの成功をさらに証明するものとなる。このことは、WRCチャンピオンを目指す者たちが、それぞれのFIA加盟クラブに加入し、そこにある可能性を発見していくという、彼らのモータースポーツの冒険を開始するための動機付けとなるだろう」