WRC2021/11/27

Mスポーツ、ローブのテストはポジティブな結果

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 Mスポーツ・フォード・ワールドラリーチームのチーム代表であるリチャード・ミルナーは、フレンチ・アルプスで1週間にわたって行われたプーマRally1ハイブリッドのテストをポジティブで有意義なものだったと報告した。

 Mスポーツは火曜日にギャップ近郊でテストを開始、テスト初日はガス・グリーンスミスとアドリアン・フールモーがマシンをシェアした。そして水曜日はクレイグ・ブリーンがテストを行い、木曜日は噂されていたとおりにローブがテストに参加した。ローブがプーマRally1をテストするのは、10月のスペイン・テスト以来となり、今回、テストが行われた南仏のガルシネ峠周辺の山々にはわずかな冠雪があったが、ステージには雪の気配はなく、ほぼドライでところどころがウェットコンディションのなかを彼は走っている。

 ミルナーは、まだ来年の計画が明らかになっていないローブとともにフールモーもプーマRally1に乗ったことを認めたが、二人の今後がどうなるのかについては触れなかった。

「いい一週間だったよ。テスト全体が本当にポジティブだよ。そして木曜日にはセブ(=ローブ)が参加した。水曜日にはクレイグ(・ブリーン)も走っているし、火曜日のテスト初日はガス(・グリーンスミス)とアドリアン(・フールモー)がマシンを共有している。テストはとても良かったと思う。ドライバーたちのすべてのフィードバックが良かったよ」とミルナーは述べた。

 Mスポーツによれば、プーマRally1の2021年のテストは12月のクリスマスまで続き、ラリー・モンテカルロのための凍結したターマックステージとラリー・スウェーデンのためのウィンターテストが計画されるという。