WRC2019/11/08

WRCは来年もバーミンガムショーでローンチ

(c)Hyundai

 2020年1月にイギリスのバーミンガムで開催されるオートスポーツ・インターナショナルショーで、ファンは再び世界ラリー選手権の新しいシーズンのローンチに立ち会うことになるだろう。

 来るべきシーズンに出場するすべてのマニュファクチャラーの最新WRカーが新しいカラーリングとともに、1月11日にバーミンガムのナショナル・エキシビションセンターで行われる「WRCスーパーサタデー」に参加する。

 ラリー・モンテカルロが開幕ラウンドとして1月23日からスタートする12日前に、初めて新シーズンのスターとマシンが一堂に揃う。見どころの1つは、新たに世界チャンピオンに輝いたオイット・タナクとなるだろう。これは彼がヒュンダイ・モータースポーツドライバーとなって初めての公式の場となる。

 今年同様、ショーの一般公開日にローンチが開催され、ファンはクルーやチーム代表を直接目にする機会を得る。WRCのリーダー格の選手らはすべて、何千人ものファンが囲むショーの中央ステージでインタビューが行われる。

 WRCプロモーターのマネージング・ディレクターを務めるオリヴァー・シースラは、世界ラリーにとって再び目が離せない一年になることを確信しており、その開始を楽しみにしていると語った。

「再び競争の激しいWRCシーズンをオートスポーツ・インターナショナルでローンチできることを嬉しく思う」とシースラは語った。

「新しいリバリーを纏った2020年のWRカーの初のお披露目、そしてドライバーやコドライバーが新しいチームに初めて登場する姿は、ラリー・モンテカルロの開幕戦までの間に、ファンの間の競争心を掻き立てるだろう」

 オートスポーツ・インターナショナルショーでは、すべてのマニュファクチャラーチームのWRカーとともに、WRC2、WRC3、およびジュニアWRCからも多数の参加が見込まれている。