2026年の世界ラリー選手権(WRC)のカレンダーが公開となった。最大の注目は、これまで秋に開催されてきたラリー・ジャパンがシーズン第7戦として5月28〜31日に開催されることだ。
今季から新たにカレンダーに加わったラリー・イスラス・カナリアスとともにラリー・デル・パラグアイも2026年のカレンダーに残っているが、残念ながら、セントラル・ヨーロピアン・ラリーはカレンダーから外れている。また、WRCの有力候補として期待されていたアメリカのカレンダー入りが見送られたほか、スコットランドとアイルランドも今回のカレンダーには加わらなかった。
2026年は1月22日から25日まで開催されるラリー・モンテカルロで開幕、2月には唯一のスノーイベントであるラリー・スウェーデンが行われたあと、3月には伝統のサファリ・ラリー・ケニアが開催される。
4月にはカレンダーに復帰したクロアチア・ラリーとともにその2週間後には、ラリー・イスラス・カナリアスのターマック2連戦が行われる。
ラリー・デ・ポルトガルはやや開催が早まって5月第一週に行われ、例年ならばグラベルラリーの連戦が続くところだが、これまで晩秋に開催されてきたターマックラリーのラリー・ジャパンが5月末には前半戦最終ラウンドとして開催される。
シーズン後半戦は、6月末のアクロポリス・ラリー・ギリシャからスタート、7月にはラリー・エストニアちラリー・フィンランドの高速グラベル2連戦が続く。
8月末にはWRCは南米へと移動、ラリー・デル・パラグアイとラリー・チリ・ビオビオのグラベル2連戦のあと、10月にはヨーロッパ・ラウンド最終戦のラリー・イタリアが行われる。
気になるのは、WRCイタリア・ラウンドが例年通りサルディニアのグラベルで開催されるかどうかについての発表はされず、イタリア本土に戻ってラリー・ディ・ローマのターマックラリーがWRCとして開催されるという可能性が囁かれている。
シーズン最終戦は今季同様に11月に行われるラリー・サウジアラビアとなる。
WRCプロモーターのマネージングディレクター、ヨナ・シーベルは、ラリー・ジャパンを5月に開催するという決定は、スポーツ面でも大きなメリットをもたらすとコメント、グラベルラリーの連戦をターマックのジャパンで中断することで、選手権上位陣への路面掃除の影響を最小限に抑え、より公平で競争力の高いコンディションを目指すと明かしている。
「これは目的を持って構築されたカレンダーです」とシーベルは述べている。 「多様性に富み、流れもスムーズで、チーム、ドライバー、そして関係者からのフィードバックを反映しています。イベントの開催順がスポーツにどのような影響を与えるかについて、真剣に検討を重ねました」
■2026年WRC全カレンダー
1. ラリー・モンテカルロ 1月22〜25日
2. ラリー・スウェーデン 2月12〜15日
3. サファリ・ラリー・ケニア 3月12〜15日
4. クロアチア・ラリー 4月9〜12日
5. ラリー・イスラス・カナリアス 4月23〜26日
6. ラリー・デ・ポルトガル 5月7〜10日
7. ラリー・ジャパン 5月28〜31日
8. アクロポリス・ラリー 6月25〜28日
9. ラリー・エストニア 7月16〜19日
10. ラリー・フィンランド 7月30日〜8月2日
11. ラリー・パラグアイ 8月27〜30日
12. ラリー・チリ・ビオビオ 9月10〜13日
13. ラリー・イタリア 10月1〜4日
14. ラリー・サウジアラビア 11月11〜14日