WRC2019/07/09

WTCR王者のタルキーニ、WRカーの走りは衝撃体験

(c)Hyundai

 FIA世界ツーリングカー・カップの覇者であるガブリエル・タルキーニが、アンドレアス・ミケルセンがドライブするヒュンダイi20クーペWRCのコドライバーズシートに座ってサルディニアの高速グラベルステージを体験した。

 タルキーニは、ヒュンダイ・モータースポーツにおいてi30N TCRの開発に携わり、同マシンを駆って昨年のFIA世界ツーリングカー・カップのシリーズ勝者となっていることから、ヒュンダイはいつものツーリングカーとは異なるWRカーのグラベルの走りを体験させることを企画した。

 タルキーニのローラーコースター体験の模様は、ヒュンダイ・モータースポーツの公式インスタグラムで公開されている。この映像は、ラリー・イタリア・サルデーニャでダニエル・ソルドが優勝し、チームがダブルポディウムを獲得した後に撮影されたもので、タルキーニはミケルセンの走らせるi20クーペWRCの走りに衝撃を受けたと明かした。

「ラリー・イタリア・サルディニアの後、i20クーペWRCの素晴らしい走りを経験した。グラベルでラリーカーに乗るのは初めてだったし、本当に驚いたよ。加速、ストレートでの安定性、ギヤチェンジ、ブレーキング、ドライビングスタイルは、僕が慣れ親しんでいるものとはまったく異なり、非常に印象的だった。WRCドライバーは本当に狂っていて才能がある。僕はどうしてアンドレアがそれほど落ち着いていたかわからないよ。彼のようなプロの助手席でさえ、僕は怖かったのに! これはWTCRとはまったく異なる世界だが、同様に素晴らしいものだったよ!」