TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラムにて欧州でトレーニング中の新井大輝が、ラリー・デ・エスパーニャのスタート前に行われたプレスカンファレンスに出席、初めて出場するグラベルとターマックのミックスイベントでどう走りを切り変えるのかイメージするのは難しいが、初めてのチャレンジを楽しみたいと語っている。
―大輝、今季のWRC2を通して成長してきました。リタイアも多くありましたが、速さも見せ、特にフィンランドでは素晴らしいペースでした。自分から見て、今季はどうですか?
新井大輝:「今季の感触はいい。ペースノートからフィーリングを掴み、良いタイムで走れる時もあるが、僕はフィンランド以外のラリーではまだ十分な経験がない。フィンランド以外のラリーはすべて初めて走っている。フィンランドだけは2度目に走るラリーだったので、ステージをよく見ることができ、良いタイムを出すことができた。スペインも初めてのラリーなので、楽しみにしている」
―グラベルからターマックへの切り替えは、準備できましたか?
新井:「切り替えの感覚をイメージするのは難しいが、楽しみたい」
―あなたの側には経験豊富なコドライバーのグレン・マクニールがいますが、どれくらい助けてくれますか?
新井:「彼はテストでもそれ以外の時でもずっと僕を助けてくれている。彼はすべてのことにおいて惜しみなく手助けしてくれる。彼はラリー以外の時はとても面白い人だが、ラリーの時は非常に真面目だ」
―彼はあなたにどんなアドバイスをしてくれますか?
新井:「辛抱強くいること、そしてこれらのラリーのドライブの仕方を教えてくれる」
―2018年の計画は何ですか?
新井:「まだ分からない。もう数か月、成り行きを見なければならないだろう」