WRC2024/04/14

クロアチア主催者、ブリーン追悼碑を建立

(c)Croatia Rally

 クレイグ・ブリーンの死から1年が経った4月13日、クロアチア・ラリーの主催者は、彼が事故で亡くなったロボール町の現場に追悼碑を建立した。

 事故があったのは、昨年のクロアチア・ラリーに向けたテスト中のことだった。ザグレブの北、およそ65kmにあるロボール町の林道は当時、雨で滑りやすくなっており、ブリーンはスライドしてフェンスに衝突、ザグレブの病院に搬送されたが帰らぬ人となっている。

 13日に行われた追悼碑の序幕式には、クロアチア・ラリー組織委員会のダニエル・シャシュキン代表、クロアチア・モータースポーツ・カート連盟のロバート・マルクト会長が出席した。追悼碑にはアイルランド国旗が掲げられ、ロボールのリュビツァ・ジェンブリー町長、ラリー組織のメンバー、そしてブリーンの救命作業にあたったロボールの消防士がキャンドルを捧げている。

 クロアチア・ラリーは、4月19日から21日まで開催される。