WRC2024/04/16

トヨタ、ポルトガルは二人の王者を加え4台体制で

(c)Toyota

 二人のワールドチャンピオンはともに今季、パートタイムでの参戦をすることを選んだため、トヨタは今季、フルシーズンを戦うエルフィン・エヴァンスと勝田貴元を主軸に、開幕戦と今週末のクロアチアではオジエ、スウェーデンとサファリではロヴァンペラがチームに加わって交替でサードカーをドライブしてきた。

 トヨタのチーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラは開幕前からロヴァンペラとオジエが同じラリーに出場する可能性は否定できないと語っていたが、今回、初めてポルトガルのグラベルラウンドでそれが実現する。4人のドライバーが勢揃いするのは、昨年のフォーラムエイト・ラリー・ジャパン以来となる。

 オジエは過去、ポルトガルで5勝を挙げており、マルク・アレンとともに最多記録を保持している。また、ロヴァンペラも2022年と2023年に優勝、エヴァンスも2021年に優勝している。いまのところ、トヨタはポルトガルでマニュファクチャラノミネートするドライバーを公表していない。