WRC2016/05/12

ハンニネン、トヨタの正式ドライバーに内定か

(c)Hyundai

 TOYOTA GAZOO Racingチーム代表のトミ・マキネンは、フィンランド国営メディアのYLEスポーツに対して、ユホ・ハンニネンが来季、トヨタの正式なドライバーの一人になる可能性がきわめて高いと語った。

 マキネンはこれまで豊富な経験があることがトヨタのドライバーを選ぶうえでも重視されると述べており、シュコダでさまざまな選手権タイトルを獲得し、ヒュンダイのWRカー開発プロジェクトにおいて重要な役目を負ってきたハンニネンの経歴を高く評価したのかもしれない。

「来シーズン、トヨタは3人にドライバー体制となるが、そのうち一人はユホ・ハンニネンになる可能性が非常に高い」とマキネンは語っている。

 ハンニネンは先月末からフィンランドで始まっているヤリスWRCのテストにおいてもすでにかなりの時間にわたってステアリングを握っており、今後もいよいよヨーロッパ各地において本格的に始まるテストにおいても中心的な役割を果たすドライバーの一人になると見られている。

 また、ハンニネンはすでに今年の開幕戦ラリー・モンテカルロから全戦においてレッキに参加しており、来シーズンの準備ではないかと囁かれてきた。