アクロポリス・ラリー・ギリシャの最大の支援者であるギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は、水曜日の夜、アテネ・オリンピックスタジアムのスペシャルステージを訪問し、自らこの素晴らしい開幕ステージでステアリングを握っている。
ミツォタキス首相は、Mスポーツ・ポーランド製のフォード・フィエスタRally3のステアリングを握り、FIAヨーロッパ・ラリー選手権で活躍するケン・トルンの助言を受けながら、1.95kmのステージをドライブした。その後、トヨタGAZOOレーシングWRTのチーム代表であるヤリ-マティ・ラトバラがステアリングを握るトヨタGRヤリスのロードカーに同乗した。
ラトバラは、このスーパーSSがアクロポリスのアイテナリーに最後に登場した2006年に、このステージで競争した経験を持つ。ミツォタキス首相は、ラトバラとのドライブを「めまいがした」と表現しつつ、自分自身のドライブも含め、その経験を大いに楽しんだ。
「ラリーカーをドライブするのは信じられないような経験だ」とミツォタキス首相は語った。「私にとって初めてのことだった。このスポーツがいかに過酷なものであるか、見ていた人々にも感じてもらえると思う」
アクロポリス・ラリーは2021年に8年ぶりにWRCに復活した。ギリシャにWRCを取り返すことに力を注いできたミツォタキス首相は、WRCがギリシャにとっていかに重要であるかを説明した。
「非常に長い休止期間を経てアクロポリスが復帰し、2年目を迎えたことに、我々は非常に興奮している。誰もがワクワクしており、象徴的な風景を再発見できることを本当に嬉しく思っている」
「このようなトップイベントをギリシャに誘致できるのは、我々の進歩の証しだ。この国はモータースポーツを愛する国だ。モータースポーツに関連するものは大いに歓迎されるだろう」
アテネのオリンピック・スタジアムのスーパーSSには6万4500人の熱狂的な観客で埋め尽くされ、アクロポリス・ラリーの新しい象徴となった。
「このスタジアムはオリンピックに関連したもので、陸上やサッカー以外のイベントも行えることから、このようなイベントで有効に活用できることをうれしく思う」とミツォタキス首相は語っている。