6日未明に北海道胆振(いぶり)地方を震源として発生した「北海道胆振東部地震」で、ラリー北海道の主催者は来週9月14〜16日に予定されるアジア-パシフィック・ラリー選手権ラウンドおよび全日本ラリー選手権ラウンドについて計画どおりに開催にむけて準備を行っていると公式に発表した。
北海道胆振東部地震によって、道内の全域で停電が発生したほか、さまざまなライフラインにも深刻な影響を及ぼしているが、ラリー北海道主催者は開催にむけて懸命に努めているとSNSで発表している。
「まず、この度の地震でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り致します。現在、札幌にあります大会事務局も停電が続いており、電話も不通となっており皆様にはご迷惑をお掛けしております。まだ課題もございますが、現在開催に向けて準備を進めております」
また、ラリー北海道主催者は6日にエントリーリストを発表、クスコレーシングの炭山裕矢(シュコダ・ファビアR5)やマイケル・ヤング(トヨタ・ヴィッツ4WD)を筆頭にアジア-パシフィック・ラリー選手権には19台が、全日本ラリー選手権には49台がエントリーしている。