セバスチャン・ローブは、来週末の6月2〜3日にスイスで行われるラリー・ドゥ・シャブレに初めてプジョー208T16 R5で出場する。プジョー208は彼にとって世界ラリークロス選手権ではすっかり慣れ親しんだマシンだが、R5マシンでのラリーは初めての体験となる。
ローブは2012年と2013年のラリー・ドゥ・シャブレに妻のセブリーヌとともにシトロエンDS3 WRCを駆って出場、2年連続で優勝を飾っている。
ローブは2015年にもこのイベントにシトロエンDS3 R5で出場する予定だったが、セバスチャン・ローブ・レーシングのプログラムの変更によって出場を見送っている。
WTCCや世界ラリークロス選手権のカレンダーによってこの数年、ローブは思い出深いこのイベントへの参戦を断念してきたが、4年ぶりにプジョー208T16 R5での参戦を果たし、妻のセブリーヌとの3度目の総合優勝を目指すことになる。