WRC2016/06/21

VWがゼブラカラーのポロ2017を初公開

(c)VW

 フォルクスワーゲン・モータースポーツは、2017年に向けて開発を行っているポロR WRCの写真を初公開した。

 黒と白のゼブラカラーに彩られたポロR WRCは、ラリー・イタリア・サルディニアと同じ週末にドイツのバウムホールダーのターマックステージでディエーター・デッピングのドライブによりテストを行っている。

 ドイツ・チャンピオンに2度輝いているデッピングは、2013年にデビューした第一世代のポロR WRCの開発の際にもターマックをメインとした開発テストに参加している。今回のバウムホールダーのテストでも彼は150kmを走りこみ、大きな問題もなくテストを完了したと報告されている。

 新しいポロR WRCは、現行マシンより55mmワイドになり25kg軽量化されただけでなく、より自由なエアロダイナミクスのデザインが許されたことで、大きなディフューザー、フロントのスプリッター、リヤのウィングなどを備えている。テストを担当したデッピングは、ポロR WRCのテストカーの安定したハンドリングを確認したと最大限の称賛を贈ったと報告されている。