WORLDWIDE2018/07/15

アウトグリム・ラリーで足立が表彰台、勝田が4位

(c)AutoGlym Ralli

 7月13〜14日にフィンランドで行われたアウトグリム・ラリーでトヨタGAZOOレーシング・ラリーチャレンジプログラムの勝田貴元が4位でフィニッシュ、また新井大輝が5位で続き、ヤルッコ・ニカラとのコンビで参戦した足立さやかが3位の表彰台を獲得、2週間後に行われるラリー・フィンランドにむけて実戦準備を行った。

 タンペレ近郊のカンガサラで開催されるアウトグリム・ラリーは、例年、多くのドライバーがラリー・フィンランドにむけて高速ステージでのトレーニングとして出場している。勝田と新井、さらにニカラ/足立組もトミ・マキネン・レーシングのフォード・フィエスタR5を駆って7SS/99.34kmで行われた今年のイベントへと挑むことになった。

 ラリーは地元出身の21歳のエミル・リンドホルム(シュコダ・ファビアR5)がオープニングSSでベストタイムを奪ってリード、ニカラ/足立組が6秒差の2番手で続く展開でスタート。ベストタイムで逃げるリンドホルムに対してニカラ/足立組はSS5のベストタイムで反撃を試みるも、7つのステージでベストタイムを刻んだリンドホルムが優勝、ニカラ/足立組が2位のポディウムフィニッシュを飾ることになった。

 残りの表彰台をめぐり、オーレ・クリスチャン・ヴェイビー(シュコダ・ファビアR5)と勝田の激しいバトルとなり、勝田がSS6でベストタイムを奪って追撃したものの、ヴェイビーが10.9秒差で逃げ切って3位フィニッシュ、勝田は惜しくも4位となっている。

 また、ヤルモ・レウティネンとの2戦目のラリーに挑んだ新井も勝田から48.5秒差の5位でフィニッシュしている。