WRC2018/04/06

アンティラ、サインツを上回りWRC最多記録達成

(c)Toyota

 ミーカ・アンティラがツール・ド・コルスで通算197回目の世界ラリー選手権出場を達成、カルロス・サインツを上回り最多出場記録保持者となった。

 アンティラは昨年のラリー・ポーランドでドゥニ・ジロウデがもっていた187戦出場の記録を上回り、コドライバーとしての最多出場記録保持者になっていた。

 アンティラは、ヤンネ・トゥオヒノのコドライバーとして26歳のときに1999年のラリー・フィンランドでWRCデビュー、ヤリ-マティ・ラトバラとのコンビは2003年ラリー・ドイッチュランドが初戦となり、2008年スウェーデンで初優勝を達成、これまで通算17勝を飾っている。

 ラトバラとともに木曜日夜に行われたスタートセレモニーでツール・ド・コルスのスタートランプに立った45歳のアンティラは次のようにコメントしている。

「ラリーを始めたとき、僕がWRCを197回もスタートして最多記録の保持者になるなんて考えたこともなかった。驚きだし、同時にすごいことだね。でも、まだ辞めるつもりはないよ!」とアンティラは語っている。