セバスチャン・オジエのMスポーツへの移籍が12日深夜に正式に発表となった。
2017年シーズン、オジエはチームメイトのオット・タナクとともに新しいフォード・フィエスタWRCをドライブする。
「今シーズンは新しいことがたくさんあるだろうが、本当に楽しみにしている。新世代のラリーカー、そして僕らにとっては新しいチームとなるが、それはきっとエキサイティングなシーズンになるはずだ」とオジエは語った。
「僕らがラリー・モンテカルロのスタートに名前を連ねるには長くは残されてなかった。僕らがフォード・フィエスタWRCをドライブした時間は長くはなかったが、準備が整うように最善を尽くすつもりだ。僕らはチャレンジしなければならないことを認識している。マルコム・ウィルソンと彼のチームがどれほど成功を渇望しているが知ることができたからね」
「ほんの数ヶ月前、ウェールズ・ラリーGBのモータースポーツ・フォーラムに出席したとき、僕はいつか彼と一緒に仕事をできたら面白いだろうと語ったが、これほど早くその日が来るとは当時は思ってなかったよ。僕はMスポーツとの仕事を楽しみにしているし、彼らを表彰台のトップに戻すことを確かに狙っているよ」
Mスポーツのマネージングディレクター、マルコム・ウィルソンは次のように語った。
「我々は僕らのフォード・フィエスタWRCのドアにナンバー1をつけてラリー・モンテカルロに出場することになった。しかもここ数年では最強のドライバーズラインナップだ」とウィルソンは語った。
「私たちが次のシーズンにむけて興奮しているというのは、控えめすぎる表現だ。私たちは並外れたラリーカーを作ることができたと信じているし、エキサイティングな新時代に先駆けて最高のポジションにいると言えるだろう」
「私がセバスチャンとジュリアンとどれだけ仕事をしたかったのか言うまでもないことだ。チームに歓迎することができて素晴らしいよ。我々は彼らと契約するために非常に懸命に努力したが、フォードフィエスタWRCは彼らがチャンピオンシップを防衛するためには最高のクルマだと信じているよ」