ピレリは2018年のFIAジュニア世界ラリー選手権の公式タイヤパートナーとなる。年間を通してジュニアWRCに強力なサポートを提供し、新しいカレンダーの5つのイベント全てに競技用タイヤを提供する。
ピレリとMスポーツは、ジュニアWRC の前身になったWRCアカデミーにおいて2011年と2012年にパートナーシップを結んだ経験をもち、ふたたびラリーの発展と未来のスターを育てることについて合意を結ぶことになった。
「ピレリは長年にわたって若い才能をサポートするという理念を抱いてきたが、ピレリ・スター・ドライバーやWRCアカデミーなどの国際プログラムによって、オット・タナク、ヘイデン・パッドン、クレイグ・ブリーン、エルフィン・エヴァンスなどのドライバーをスポーツのトップに導く手助けをしてきた」とピレリ・ラリー・アクティビティー・マネージャーのテレンツィオ・テストーニは語った。
「ジュニアWRCは同一のマシンとタイヤを使用し、純粋にドライビングの才能にスポットライトを当てる理想的なプラットフォームだ。そして今年FIA世界ラリー選手権のドライバーズ選手権とマニュファクチャラーズ選手権で優勝したフォード・フィエスタが使用されることは、それに合っている」
ジュニアWRCマネージャー、マチエイ・ヴォダは次のように語った。
「ピレリをFIAジュニア世界ラリー選手権の最新のパートナーとして歓迎したい。我々はWRCアカデミーで彼らとコラボレーションした良い思い出を持っている。そして彼らと共に、2018年のシーズンに非常に興味深く競争力のあるパッケージを提供できると信じている」
「ピレリは我々がFIAと最初にワンメイクシリーズを実施した時、共に仕事をした。再び彼らと仕事ができることは素晴らしいことだ。彼らと共に、新世代のラリースターを見い出すことができることを願っている」
ピレリはまた2シーズンぶりにWRCのトップカテゴリーおよびWRC2での使用タイヤを登録することを表明している。