WRC2022/01/12

モンテテストでブリーンがクラッシュ

(c)Sebastiano Biagini/twitter

 クレイグ・ブリーンが水曜日に行われたモンテカルロにむけたプレテストでクラッシュし、テストは早期に終了することになった。フォード・プーマRally1は谷底に滑り落ちて逆さまになってストップしたが、ブリーンとポール・ネーグルにはケガはない模様だ。

 昨年末からフレンチアルプスでのプレシーズンテストではクラッシュが相次いでおり、エルフィン・エヴァンスとティエリー・ヌーヴィルに続いてブリーンは3人目のドライバーとなった。

 Mスポーツ・フォード・ワールドラリーチームは火曜日から南フランスでテストを開始、初日のアドリアン・フールモーに続いて水曜日にはブリーンがマシンを引き継ぎ、早朝から凍結した路面でテストを開始している。しかし、目撃者によれば、ブリーンは何度か走行したあと、左コーナーのイン側の橋の欄干に接触して土手にヒット、反動でスピンしながらコースオフしたという。

 プーマRally1は10〜15メートル下の渓谷に転がり落ちてルーフを下にしてストップ、ブリーンとネーグルは共にアシストなしクルマから下りており怪我はないと報告されている。

 クルマのダメージについては報告されていないが、明日の木曜日にはガス・グリーンスミスのテストが計画されており、日曜日にはダカールから帰ったセバスチャン・ローブの最後のテストが予定されている。