ニュージーランド出身のマイケル・ヤングが、アジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)第5戦のラリー北海道にクスコ・レーシングのトヨタ・ヴィッツAP4で参戦する。
クスコ・ヴィッツAP4は昨年のラリー北海道で炭山裕矢のドライブでAPRCにデビュー、この時にはメカニカルトラブルでリタイアとなったが、今年、日本スーパーラリーシリーズ(JSR)の緒戦インターナショナル・ラリー・オブ・嬬恋、第2戦モントレー 2017と2連勝を飾っている。
ヤングは先月、マレーシアで開催されたAPRC第3戦インターナショナル・ラリー・オブ・ジョホールにクスコ・レーシングのスバル・インプレッサWRX STI を駆って9カ月ぶりのラリーに挑み、総合4位でフィニッシュしている。
ヤングにとっては今季2戦目となるラリー北海道で初めてクスコ・ヴィッツAP4をドライブする。
「AP4カーを実際に試して、いったいどんなマシンなのかをじっくり見る絶好のチャンスになる」とヤングはラリースポーツマガジンの取材に対して語っている。
「僕のいつものスバルとはかなり違ったものになりそうなのは確かだけど、こんな経験ができることを本当に楽しみにしているよ」
ヤングは、9月15日〜17日に開催されるラリー北海道に出場後、ラリー・オーストラリアではロン・クレメンのレース・アンド・ラリー・ハイヤーがプリペアするシトロエンDS3-R3のステアリングを握ることになり、その後、彼は2017年APRCの最終ラウンド、ラリー・インドに参戦する。