RallyCross2018/04/29

ローブ、ポルトガルRXで初日トップ

(c)FIAWorldRallycross.com

 世界ラリークロス選手権第2戦ポルトガルRXが4月28日にモンタレグレで開幕、セバスチャン・ローブ(プジョー208 WRX)が予選トップ、ティミー・ハンセン(プジョー208 WRX)が2番手につけてチーム・プジョー・トタルが予選初日を終えて1-2態勢を築くことになった。

 Q1でEKSアウディスポーツのマティアス・エクストローム(アウディS1 EKS RXクワトロ)を0.1秒上回ってトップタイムをマークしたローブは、Q2でもチームメイトのティミー・ハンセンから0.034秒差の2番手で予選初日を終えてリードすることになり、Q1で5番手タイムだったティミー・ハンセンはQ2でのトップタイムによって、エクストロームを抑えて初日の2位につけた。

 開幕戦に勝利したPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンチームヨハン・クリストファーソン(VWポロR)はQ1で3番手タイムもQ2では6番手タイムに終わり、初日は4位で発進することになった。また、チームメイトのペター・ソルベルグ(VWポロR)はQ1の第一レースを制したものの、柔らかいグラベルが覆ったコースのために10番手タイムに終わり、予選初日は6位にとどまった。

 初日5位にはアンドレアス・バックルド(アウディS1 EKS RXクワトロ)
、前戦で初めてファイナルに進出したGRXチームのニクラス・グロンホルム(ヒュンダイi20)が第2戦でも速さを維持、初日は7位につけることになった。また、プロドライブが製作したルノー・メガーヌRS RXで出場するゲラン・シシェリが8位となっている。