WRC2018/11/06

大村愛知県知事もヤリスWRCの走りに興奮

(c)Takeshi Sakuma

 先週末に行われた新城ラリーで、大村秀章愛知県知事がユホ・ハンニネンのドライブするトヨタ・ヤリスWRCのコドライバーシートを体験、あらためて世界ラリー選手権の2020年の日本招致にむけても積極的に取り組みたいとの姿勢を示した。

 新城ラリーでは競技の合間に新城総合運動公園のデモンストレーションラン専用コースにおいてさまざまなデモランが行われており、あいにくの雨となったがヤリスWRCの走りを一目見るために多くの観客が集まった。

 大村知事は興奮のコドライバーシート体験について自身のSNSでレポートしている。

「狭い周回コースにもかかわらず、ものすごく速いです。そして、とんでもない勢いでカーブを曲がっていきます。変速するたびにエンジンの咆哮がすさまじいです。プロの運転テクニックは、素晴らしかったです!ドライバーのユホさん、ありがとうございました」

 また、知事は会場で行われたインタビューのなかで2020年のWRC日本開催への期待について述べている。

「(愛知エリアは)国内最大級のラリーを開催してきた積み重ねがありますから、ぜひここで世界ラリー選手権をやりたいと思っています。また、愛知および東海地域は日本の自動車産業にとっての最大の集積地でありますから、モータースポーツを文化として日本だけでなく世界にむけて大いに発信し、2020年にWRCの開催ができるよう取り組んでいきたいと思っています。みなさんにもぜひ応援してもらいたいと思っています」