WRC2025/07/15

エヴァンス、最大の敵はオジエかそれとも・・・

(c)Toyota

 
 エルフィン・エヴァンスは、チームメイトが選手権において最強のライバルになりうること認識しているものの、同時に最大のライバルは彼自身だと語っている。

 エヴァンスは今季、スウェーデンとケニアで2連想を飾って選手権の主導権を握り、一時、リードを43ポイントへと拡大したものの、ヨーロッパのグラベルへと戦いの舞台が移るや一番手のポジションに苦戦、前半戦を終えてそのリードは9ポイントまで減ってしまっている。選手権の2位につけているのは、今季も限定的な参戦ながら7戦のうち3勝を飾ったオジエ。そして12ポイント差の3位にはヒョンデのオイット・タナクが迫っている。

 今週のエストニアでは、ふたたび路面清掃がエヴァンスにとって重要な課題となるが、オジエが出場しないという別の理由で、心のなかでは安堵のため息をついているかもしれない。
 
「ここ数戦で、彼は明らかに差を縮めてきた。もちろん、エストニアには彼が出場しないので、また少し差を広げられるといいなと思っている」とエヴァンスは笑みをみせた。

「彼はドライグラベルラリーで非常に好調だった。ギリシャでも、序盤の出走順だったにもかかわらず素晴らしい走りだった」

 オジエはエストニアをスキップしたあとフィンランドで復帰するが、タイトル獲得に挑戦するかどうかはわからないとエヴァンスは語った。

「彼が優勝するたびに、毎年この質問が出てくる。しかし、僕にとっては関係ないことだ。結局のところ、それはセブ次第だし、選手権のライバルは彼だけではない。強力なライバルたちに勝たなければならない」
 
 エヴァンスは、エストニアに向けたプレテストが好調だったと認めたものの、路面掃除のハンデを避けるために雨を願っていると認めた。

「エストニアでは非常にハイスピードな道が待っている。このラリーではクルマに良いフィーリングを持つことが重要だ。テストはいくつかのアイデアを試すいい機会になったのはよかったよ。でも、実際にラリーで直面するコンディションは天候に大きく左右されることもわかっているので、金曜日を出走順トップで走行する僕らとしては、降雨を願っている」