WRC2018/01/15

オストベルグ、エリクセンとの新コンビ決定を発表

(c)Citroen

 マッズ・オストベルグは、1月20日に行われるノルウェー選手権開幕戦のシグダルス・ラリーにアダプタ・モータースポーツのフォード・フィエスタWRCで参戦することを明らかにするとともに、彼のレギュラーのコドライバーとしてトシュテン・エリクセンが決まったことを発表した。

 オストベルグは、ラリー・スウェーデンにおいてシトロエン・レーシングのC3 WRCでスポットで参戦することが決まり、その準備のためにスノーコンディションのシグダルス・ラリーで実戦トレーニングを行う計画だ。

「これはラリー・スウェーデンのための素晴らしいウォームアップになる。トシュテン(・エリクソン)は2012年以来、僕のグラベル・クルーとして働いているし、我々はお互いをよく知っている。すでに昨年も2戦においてコドライバーとして素晴らしい仕事ぶりをみせ、彼が仕事のために適切な人物であることを証明した」とオストベルグは語った。

 エリクセンは、オストベルグから与えられたチャンスに興奮していると語った。

「WRCは本当に最高レベルの戦いであり、そこに加わることができることに本当に興奮している。僕らの焦点はスウェーデンで結果を出すことであり、そのためにもできるだけの準備を行ったそこに臨むつもりでいるよ」

 シグダルス・ラリー2018には、5度の優勝経験をもつアンデルス・グロンダル(フォード・フィエスタR5)のほか、マリウス・アーセン(シュコダ・ファビアR5)、ERCプログラムへの期待がかかるニコライ・グリアジン(シュコダ・ファビアR5)が出場を予定、また、ヘニング・ソルベルグの息子オスカーが初めてR5マシンでのデビューを予定している。