WRC2021/04/10

サファリ・ラリーの全スタッフがワクチン接種

(c)Safari Rally Kenya

 サファリ・ラリー・ケニアは、スタートまで2か月半となった今週、すべてのイベントスタッフが新型コロナウイルス感染症の予防接種を受けたことを発表した。

 サファリ・ラリーは1953年に英国女王エリザベス2世の戴冠を記念して創設され、長年、イースターホリデーにあわせて開催されてきた。4日にイースターを迎えたケニアではサファリ・ラリーのノスタルジックな思い出のつまった週にあわせたかのように、主催チームが強い決意とともに19年ぶりのWRC開催にむけて推進していることを公表することになった。

 ケニア政府は今週、ケニアのアスリートのために全国的なCOVID-19ワクチン接種プログラムを開始しており、金曜日にはナイロビのカサラニスタジアムのラリーヘッドクオーターにおいてサファリ・ラリー・ケニアのためのスタッフ500人以上がワクチン接種を受けている。

 WRCサファリ・ラリーのCEO、フィニアス・キマティは次のように語っている。

「サファリ・ラリーでワクチン接種なしにイベントの役員を務めることは許されないことだ。すべての役員は、FIAのCOVID-19プロトコルに従って陰性の証明書を持っている必要があるからね。(開催に関わる)チーム全員が接種を受けられるように配慮してくれた内閣官房長官のアミナ・モハメド大使のリーダーシップとスポーツ文化遺産省に感謝したい」