WRC2017/12/13

シュコダ、ロヴァンペラとの契約を発表

(c)Skoda

 シュコダ・モータースポーツは、カッレ・ロヴァンペラとコドライバーのヨンネ・ハルトゥーネンがシュコダ・ファクトリーのファビアR5で2018年のWRC2に参戦することを明らかにした。

 ロヴァンペラは先週末のベッテガ・メモリアルの際もシュコダとの契約が確実になったと噂されていたが、彼のパーソナルスポンサーであるピレリの支援によってシュコダのセカンドチームが結成されるのではないかとも囁かれてきたが、ピレリのラブコールは実らなかったようだ。

 火曜日にシュコダ・ファクトリーがあるチェコのムラダボルスラフで会見が行われ、2018年のチーム体制が発表され、グリーンのレーシングスーツに身を包んだ17歳のロヴァンペラも登壇している。

 また、今季終盤戦にシュコダ・ワークスからスポット参戦したユーソ・ノールドグレンとオーレ・クリスチャン・ヴェイビーも来季については正式にシュコダ・モータースポーツと契約を結んだことも明らかにされたほか、今季WRC2チャンピオンに輝いたポントゥス・ティデマンドのチーム残留、ヤン・コペツキもシュコダからの支援を受けてチェコ・ナショナルカラーのファビアR5でチェコ選手権へ参戦することが明らかにされている。

「ラリー・デ・エスパーニャでシュコダのジュニアプログラムを開始し、ラリーGBを成功裏に完了し、いま我々は大幅に若返ったチームとともに2018年の世界ラリー選手権に挑むことを楽しみにしている。21歳のオーレ・クリスチャン・ヴェイビーとユーソ・ノールドグレンの二人はシュコダのファクトリーチームから参戦してミッションにおいて十分にスキルを証明することができた。また、わずか17歳の傑出した才能をもつカッレ・ロヴァンペラがチームに加わった。限られたWRCイベントでは、我々とともにWRC2のタイトルを獲得したポントゥス・ティデマンドも。そして最後に、ヤン・コペツキもチームに残ることをうれしく思う」と、シュコダ・モータースポーツのディレクター、ミヒャール・フラバネクは語っている。