WRC2019/06/10

スニネン、レウティネンと新コンビで後半戦へ

(c)M-Sport

 Mスポーツ・フォードのテーム・スニネンは、今週のラリー・イタリア・サルディニアから新たにヤルモ・レウティネンと新コンビを組む。

 レウティネンはこれまでに169戦に出場して15勝、69回の表彰台の経験をもつ。長年ミッコ・ヒルボネンとコンビを組んだあと、トヨタGAZOOレーンシングのチーム運営に加わり、昨年には新井大輝のコドライバーを務めている。レウティネンの膨大な経験は、シーズン後半においてスニネンの成長を助けることが期待されている。

 スニネンは、これまでにラリー・イタリア・サルディニアに3度の参戦経験を持ち、2015年にWRC3カテゴリーで優勝、2016年にWRC 2カテゴリーで優勝している。

「新しいコドライバーとしてヤルモ・レーティネンを迎え、彼はサルディニアからシーズンの残りのラリーに参加してくれことになった」とスニネンは語った・

「僕たちは今年前半に多くのことを成し遂げたので、マルコ(・サルミネン)に感謝したい。僕たちはステージを勝利し、初めてのラリーをリードした。しかし、僕はまだ学んでいる最中だ。そして今シーズンの後半に目標を達成するならば、ヤルモのような経験豊富なコドライバーを持つことは本当に重要だ」とスニネンは語った。

「ラリー・サルディニアは僕にとって馴染みが深い。僕が参戦するのは4回目となるので、スピードに慣れるのをヤルモが手伝ってくれることを願っている。前回のイベントからわずか1週間しか経っていないので、長く準備する時間はなかったが、しかし、すべてが計画通りに進めば、ポルトガルと同じペースが出せると確信している」

「新しいパートナーシップというだけでなく、非常に厳しいラリーでもあるので、僕たちは本当に集中する必要がある。ステージは非常にラフな可能性があるため、レッキですべての石に印を付けるように注意する必要がある。そしてまた非常に熱いラリーでもあるので、エネルギーレベルを高く保つために十分に水分と食事を摂る必要がある」