WRC2018/10/26

スペイン、ラリー前の記者会見

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―セブ、ウェールズで重要な勝利を獲得し、チャンピオンシップのリードに近づきました。あなたは過去にここスペインで3回優勝しています。再び勝利するための完全なパッケージを持っていると思いますか?

セバスチャン・オジエ:「ウェールズは勝利が必要だった。僕たちは少し離れ過ぎていたからね。ウェールズの後、それは少し変わった。序盤はあまり良くなかったが、決して諦めなかった。僕たちは戦い続けて、オットのトラブルによってついに勝利を収めた。タイトル争いに戻れてうれしいが、戦略は同じだ。激しい戦いが続くので、僕たちはリラックスできないし、ライバルが何をしているのか観察する余裕はない。とにかくプッシュする必要がある。グラベルは難しく、週末は天気が複雑なようだ。僕たちは滑らかなドライターマックについては知っているが、もし雨が激しく降ればすべてが変わる。再び難しい状況だが、これはチャンスにもなるし、ミスをする機会にもなり得る!楽しみだよ」

―プレッシャーを感じていますか?

オジエ:「プレッシャーよりもワクワクのほうが大きい。プレッシャーは常に仕事の一部として存在するが、ベストパフォーマンスをするためにはこのプレッシャーが必要だ。キャリアの初期に、僕の相応しい場所はここ(WRC)だと証明し、僕の未来を確保するために戦っていた時が、最もプレッシャーを感じていた。最初のタイトルの時は今よりもっとプレッシャーがあった。しかし、時間の経過と共に、よりリラックスできるようになった。だがまだプレッシャーはある」

―以前はテラ・アルタとして知られていた38kmのステージが、今回は新たにいくつかのセクションが追加され、逆向きの走行となります。この変化はステージの流れにどのような影響を与えますか? 金曜日は重要な一日となりますか?

オジエ:「僕たちは以前の走行方向で何度も走ったことがあるが、ステージには全てが詰め込まれていた。今回は新しいコーナーが増えているし、僕たちはこの道がどれくらい難しいか忘れてしまっているが、ステージはかなりナローで、ディッチやコンプレッション、岩が沢山ある。おそらくターマックが最も簡単な場所だ。これは僕が過去に好きだったセクションで、おそらく僕はそれを必要とする。ノート上では、このラリーの中で最も大変なステージだ」

―セブ、ウェールズで重要な勝利を獲得し、チャンピオンシップのリードに近づきました。あなたは過去にここスペインで3回優勝しています。再び勝利するための完全なパッケージを持っていると思いますか?

セバスチャン・オジエ:「ウェールズは勝利が必要だった。僕たちは少し離れ過ぎていたからね。ウェールズの後、それは少し変わった。序盤はあまり良くなかったが、決して諦めなかった。僕たちは戦い続けて、オットのトラブルによってついに勝利を収めた。タイトル争いに戻れてうれしいが、戦略は同じだ。激しい戦いが続くので、僕たちはリラックスできないし、ライバルが何をしているのか観察する余裕はない。とにかくプッシュする必要がある。グラベルは難しく、週末は天気が複雑なようだ。僕たちは滑らかなドライターマックについては知っているが、もし雨が激しく降ればすべてが変わる。再び難しい状況だが、これはチャンスにもなるし、ミスをする機会にもなり得る!楽しみだよ」

―プレッシャーを感じていますか?

オジエ:「プレッシャーよりもワクワクのほうが大きい。プレッシャーは常に仕事の一部として存在するが、ベストパフォーマンスをするためにはこのプレッシャーが必要だ。キャリアの初期に、僕の相応しい場所はここ(WRC)だと証明し、僕の未来を確保するために戦っていた時が、最もプレッシャーを感じていた。最初のタイトルの時は今よりもっとプレッシャーがあった。しかし、時間の経過と共に、よりリラックスできるようになった。だがまだプレッシャーはある」

―以前はテラ・アルタとして知られていた38kmのステージが、今回は新たにいくつかのセクションが追加され、逆向きの走行となります。この変化はステージの流れにどのような影響を与えますか? 金曜日は重要な一日となりますか?

オジエ:「僕たちは以前の走行方向で何度も走ったことがあるが、ステージには全てが詰め込まれていた。今回は新しいコーナーが増えているし、僕たちはこの道がどれくらい難しいか忘れてしまっているが、ステージはかなりナローで、ディッチやコンプレッション、岩が沢山ある。おそらくターマックが最も簡単な場所だ。これは僕が過去に好きだったセクションで、おそらく僕はそれを必要とする。ノート上では、このラリーの中で最も大変なステージだ」

―オイット、ウェールズの結果は選手権のためのポイントを獲りにいく上であなたに大きな打撃となってしまいましたが、それでもまだ戦える可能性を残しています。21ポイント差の3位という位置ですが、この状況はその目標を達成するためにすべてのリスクを冒していくべきだところだと言えますか?今の気持ちはプレッシャーを感じていますか、それともその逆ですか?

オイット・タナク:「僕たちには可能性はある、でもそこはそれを実現するのに最も近いポジションではない、ということだね。3つの中で最も不利なところにいる、それでもそれをやり遂げるためのすべてを僕たちは備えている。それはやってみないとどう転ぶか分からない。あとは2戦を残すのみ、僕たちは完璧である必要がある。ミスは許されない、しっかりと自分たちの仕事を全うしなければならない」

―大きなリスクを冒すつもりはありますか?

タナク:「それは絶対にない。オーストラリアでまだ戦っていたいと思うなら明日の朝すべてのリスクを負うわけにはいかない。僕たちは賢明な戦い方をしなければならない、ただし、セブとティエリーを上回ることが最優先となる。それでももっとチャンスを広げていくためには勝利を目指して戦う必要がある。これは簡単なイベントではない、1日目のグラベルは特にね。まずはそこからだ」

―ミックスのフォーマットはどのくらい難しいですか?

タナク:「2つの違うイベントを一度にやっているようなものだ。最初はかなりラフだけどハイスピードなグラベル、その後は選手権の中でももっともスムーズなターマック。まったく違ったものだけど、これまでに何年も走ってきているから、みんな十分準備はできているし各チームもその対応ができるようになっている」

—セバスチャン、お帰りなさい。あなたがメキシコやコルシカで披露したペースと、過去にあなたがこのラリーを圧倒していたこともふまえ、今回のイベントに向けてどれくらい自信を持っていますか?

セバスチャン・ローブ:「分からない。どんな展開になっていくのかを予想するのは僕には難しい。メキシコの前はもっと大変だった。復帰することになっていちばん最初はトリッキーだったし、コルシカでのターマックの時もそうだった。彼らと戦っていけることを期待したいけど、その一方で6年間のブランク経て、新たにノートを記録しながら、数々のステージを理解していくという作業も難しい。ベストを尽すよ。まずはクルマのフィーリングを掴めるようにして、そこから自分の感覚でドライブしていこうと思っている」

―テストはどうでしたか?

ローブ:「順調だったよ。セッティングはターマックでもグラベルでも機能していた。土曜日がもしウェットになれば、このタイヤでそういったコンディションの中で走るのはかなり久しぶりのことになる。1日目はグラベルで、ロードポジションには恵まれることになるだろう。週末を通して有利な位置で戦っていくためにもそれを生かしていく必要がある」

―プジョーが世界ラリークロス選手権から撤退すると最近聞きました。限定的なプログラムでWRCに再び参戦するあなたの姿を見ることができるようになりますか? あなたはそれを歓迎しますか?

ローブ:「こうなることは僕は知らなかった。1〜2週間前、僕は確実にWRXをフルシーズンやっていくつもりだったから、今は何もないんだ。だから今に至るまでこの先のことは他に何も考えていなかった。今回のラリーの前にテストがあったし(何かについて考える)時間もなかった。来週になったら自分の今後について見つめていく時間もできるだろう」

―フルタイムでのWRC復帰というのは?

ローブ:「それはない」

―限定的なプログラムではどうですか?

ローブ:「もしかしたらね」

―最後に、今、選手権タイトルをめぐる素晴らしいバトルが、未だ3人のドライバーに可能性が残された状況で続いています。彼のパフォーマンスや今年の選手権について、あなたはどのように思っていましたか?

ローブ:「それはもちろん、すごくエキサイティングだよ。これまで長い間、1人のドライバーが他をリードしている状態で、その一人が僕かセブ(オジエ)のどちらかだった。でも今は本当に厳しいバトルになっている。このところのラリーからは予想するのは非常に難しい。すべてオープンな状況でそれを見届けていくのもすごく面白い」

―オーストラリアの最終ステージまでフォローしていきますか?

ローブ:「そうだね、真夜中になってしまわない限りはね!」