ヒュンダイ・モータースポーツのダニエル・ソルドは、5月のラリー・デ・ポルトガル以来、3カ月ぶりとなるWRCイベントとなるラリー・ドイッチュランドで優勝を目指してチャレンジできると信じている。
ソルドにとってドイツは、2013年にキャリア初であり彼にとって唯一のWRC勝利を飾ったイベントであり、過去7回のポディウムを達成している相性のいいイベントだ。
ソルドは昨年、ラリーをリードしながらコースオフのためにリタイアとなったが、優勝したオイット・タナクと同じラリー最多の5回のベストタイムを奪うなど速さを証明しており、今度こそチームのホームイベントでマニュファクチャラー選手権に役立てるようなパフォーマンスをみせることを誓っている。
「ヒュンダイI20クーペWRCをとても良いイベントであり、チームにとってのホームとなるドイツでまたドライブできることを嬉しく思っているよ」とソルドは語った。
「ドイツのステージは様々に違った特性を持っていて決して単純のものではない。週末には雨が降ることも良くあって、そうなるとコースがマディで滑りやすくなる。もちろん今年、コースに何が待ち受けているのかなんて誰にも知る由もない」
「しかし、すべてのドライバーにとって条件は同じだし、トリッキーな路面になっても正しいタイヤチョイスを行う必要がある。これまで僕たちはドイツでは十分力を発揮できたし、ポディウムの頂点に立つという嬉しい思い出もある。僕たちはまたライバルたちから受ける厳しい戦いの中で、またそれを目指すことになる」