WRC2024/03/29

ソルベルグ、運転しながら撮影した動画が問題に

(c)Oliver Solberg

 オリヴァー・ソルベルグが、レッキの際に運転をしながらスマートフォンで撮影していたかのような動画が問題となり、スチュワードは猶予付きの罰金2,000ユーロ(およそ33万円)を彼に科したことを発表した。

 スチュワードの聴き取り調査において、この動画はソルベルグ自身が撮影したものではなく、彼のソーシャルメディア・マネージャーがレッキカーではない車両において撮影したことが判明している。しかし、スチュワードは、ソルベルグが運転をしながら撮影していた印象を与えたことを問題視、ドライバーとそのチームメンバーが、イベントを通じて交通ルールとアクションセーフティの原則に従うという、FIA交通安全キャンペーンで定められた原則に反したと指摘しており、またすべての観客の模範となるように行動すべきだったとして、ソルベルグにシーズン終了まで同様の違反ないことを条件として猶予付きの2000ユーロの罰金を科している。

 ソルベルグはこの動画を撮影して公開したことは過ちだったと謝罪し、このことが彼のソーシャルメディアアカウントをフォローしている人々にネガティブなイメージを与えたことを理解していると述べた。さらに、このビデオは間違いを理解した後、すぐに彼のソーシャルメディアのアカウントから削除されたと付け加えている。