WRC2025/05/31

トヨタ、サルディニアで開幕6連勝を目指す

(c)Toyota

 
 TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)は、6月5日から8日にかけて、イタリアのサルディニア島で開催される、ラリー・イタリア・サルディニアに、エルフィン・エヴァンス/スコット・マーティン、カッレ・ロヴァンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン、セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ、勝田貴元/アーロン・ジョンストンに、TGR-WRT2からのエントリーとなるサミ・パヤリ/マルコ・サルミネンを加えた合計5台のGRヤリスRally1で参戦し、開幕6連勝を狙う。

 開幕戦でオジエが、第2、3戦でエヴァンスが、第4戦ではロバンペラが優勝。さらに、前戦のラリー・デ・ポルトガルではオジエが今シーズン2勝目をあげ、ポルトガルでの通算優勝回数を「7」に伸ばしている。その結果TGR-WRTは開幕5連勝を成し遂げてマニュファクチャラー選手権首位の座を守り、ヒョンデに対するリードを55ポイントに拡げている。また、ドライバー選手権ではエヴァンスがトップを守り、ロヴァンペラが30ポイント差の2位に、オジエが32ポイント差の3位につけるなど、トップ3を占めている。

 しかし、サルディニアは、コースオープナーにとってはシーズンのなかでももっとも過酷な一戦として知られており、チーム代表のヤリ-マティ・ラトバラは、トヨタの3人にとっては試練となることを理解している。彼は全てのラリーで勝てるわけではないと現実的に捉えていると認め、この週末は勝利を最優先で狙うことよりも選手権のための良い結果を持ち帰ることがターゲットになると考えているようだ。


「ポルトガルではチーム全体として良い結果を得ることができたが、サルディニアではまた別のチャレンジが待っている。ステージは、非常に硬い地面を目の細かい砂が覆っているため、出走順が早いクルマはとても滑りやすい路面を走らなくてはならない」

「現在、我々はエルフィン、カッレ、セブがドライバー選手権トップ3につけているため、金曜日は厳しいスタートになる可能性があることを覚悟しておく必要がある。一方で、貴元とサミが良い出走順を味方にチャンスを掴み、上位争いに加われるかどうかを見られるのは素晴らしいことだ」

「今シーズンはここまで非常に良い結果が続いているが、競争は激しく、全てのラリーで勝てるわけではないと現実的に考えている。それでも、我々のクルマは強さと信頼性を備えているので、今回もまたチームとして良い結果を目指したいと思う」