WRC2016/08/22

ヒュンダイ、ソルドとの2018年までの契約を延長

(c)Hyundai

 ヒュンダイ・モータースポーツは、ラリー・ドイッチュランドの翌日、ダニエル・ソルドとの2018年までの契約を延長したことを発表した。

 ヒュンダイ・チームは22日に発表したリリースのなかで、ソルドとコドライバーのマルク・マルティが、チームが2014年にWRCデビューして以来、安定したパフォーマンスを示すとともに、さらなる改善のためのチームを支援してきたことを評価したと説明している。

 ソルドは2年前のラリー・ドイッチュランドでチームにとっての歴史的な初優勝となったときも2位でフィニッシュ、そして先週末のドイツではふたたび2位となっており、これまでの3年間で3回のポディウムを獲得している。

 チーム代表のミシェル・ナンダンは、ソルドとの契約更新について次のようにコメントしている。

「我々はチーム創設以来のダニとの協力関係をさらに継続できることを嬉しく思っている。我々が2014年にWRCに帰ってきたときから彼は重要なチームのメンバーだった。彼はモチベーションにあふれ、ラリーのときにもそれ以外の時にも開発の作業について我々に協力してきてくれた。我々はこの週末における成功とともにいくつもの幸せな思い出を共有している。将来にむけてさらなるポジティブな進展ができることを楽しみにしている」

 ソルドは、ヒュンダイの成功を確信しており、チームと未来をともにできることをよろこんでいる。

「ヒュンダイ・モータースポーツは僕にとってすでに家族のようになっているので、さらに2年間の契約が延長されたことをうれしく思っているよ。わずか数年でこの若いチームがホンモノのコンテンダーとして成長するのを目撃し、そして手伝いができることは僕にとって喜びだった。新しいレギュレーションによる未来にむけてふたたびここで開発を続けることができることを興奮しているよ。つねにWRCの勝利と表彰台のために戦うメンバーでいることは僕の目標だ。そして、このチームならそれが現実的な目標だということを僕は知っている。2016年は我々にとってもっとも成功したシーズンになっているが、このシーズンをさらに何度も上回ることになることを確信しているよ」