WORLDWIDE2024/03/04

ヒョンデ、ソルドとパイクスピークに挑戦へ

(c)Hyundai

 ヒョンデ・モータースポーツは、ダニエル・ソルドが6月23日にコロラド州で開催されるパイクスピーク・・インターナショナル・ヒルクライム・チャレンジに出場することを発表した。

 ソルドにとって今季はヒョンデでの11年目のシーズンとなり、豊富な経験と安定したスピードをもつサードドライバーとして選手権への貢献が期待されている。ソルドは5月のラリー・デ・ポルトガルでWRCシーズンをスタートしたあと、連続してラリー・イタリア・サルディニアに出場すると見られているが、そのあと彼はすぐに北米に飛んでパイクスピークの新しいチャレンジにヒョンデとともに挑むことになる。

 ヒョンデからパイクスピークに挑戦するのはソルドだけでなく、11回の優勝経験を持つポール・ダレンバックと4回の優勝経験を持つロビン・シュートという2人のパイクスピークのスペシャリストも含まれている。

 ヒョンデ・モータースポーツは、いまのところ短いプレゼンテーション・ビデオしか発表していないが、ヒョンデ・アイオニック5 NをベースにしたEVマシンでの新しい冒険になるものと考えられている。

「ドライバーは、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの成功に不可欠な要素のひとつです。私たちは、ロビン・シュートやポール・ダレンバックなど、この大会で15回の総合優勝とカテゴリー優勝を果たしている最高のエキスパートを選びました。彼らは驚異的なレコードを持ち、ヒルクライムを知り尽くしている。さらにヒョンデ・モータースポーツのWRCドライバー、ダニ・ソルドの加入は非常にエキサイティングで、ヒルクライムに世界中の観客を惹きつけてくれるはずだ」とヒョンデはリリースのなかでコメントしている。