WRC2017/10/19

マキネン、オジエとの交渉を認めるもタナクを選択

(c)Toyota

 TOYOTA GAZOO Racing ワールドラリーチームのトミ・マキネン代表は、セバスチャン・オジエとも真剣な話し合いを行ったことを認めたものの、最終的にオット・タナクがチームのいい仲間になることを確信して彼を選んだと語った。

 トヨタは18日に、タナクがヤリ-マティ・ラトバラとエサペッカ・ラッピのチームメイトとして来季にチームから全戦に出場する計画を結んだことを発表した。しかし、マキネンは、タナクとともに、現在選手権をリードしているオジエもチーム構想においてかなり重要なポジションを占めていたことを明かしたものの、最終的にはチームの精神に沿うのはタナクだと判断したと明かしている。

「オジエは私たちのところへ来たいと望んでいたと思う。彼は話し合いのなかで明らかにそうしたいとの考えをしめしていた」とマキネンは語った。

「しかし、我々は昨年選んだ戦略を継続して、オットをチームに入れることを計画した。私の考えだが、私はドライバー同士の間、そしてドライバーとチームの協力関係においてもその精神が重要だと思っている。オジエがいい仲間にならないと言っているわけではない。こちらのほうがよい解決策だと考えたのだ」