2025年に世界ラリー選手権として初開催されるラリー・デル・パラグアイは、9月にWRCテストイベントを行い、この未知なるイベントを広く世界に示すことになる。
ラリー・デル・パラグアイは今週火曜日に記者会見を行い、パラグアイ国内ラリー選手権の第5戦として9月19〜21日に開催されるイベントを1年後にWRCを開催するためのテストイベントとして行うことを公式に発表した。
今年のラリー・デル・パラグアイの翌週にはWRCラリー・チリが行われることになっている。ラリー・デル・パラグアイCEOのオマール・アヴィラは、WRCのチームやドライバーたちがアルゼンチン国境を臨むエンカルナシオンをベースに行われるこのイベントを訪れることを歓迎したいと語った。
「ラリー・チリの数日前ということで、今年のラリー・デル・パラグアイの日程を9月19〜21日にしたかったんだ。FIA、WRCプロモーター、チーム、すべての関係者が、ラリー・チリのためにコンセプシオンへ向かう途中にパラグアイを訪れることができる。多くのWRCの人たちが訪れてくれるのを本当に楽しみにしている」とアヴィラCEOは語った。
「ナショナルイベントは通常120kmほどで行われるが、我々はもう少し野心的な10ステージ、149kmのルートを設定した。WRCプロモーターとFIAには、金曜日と土曜日の2日にわたってWRC仕様のステージを披露する予定だ」
「金曜日の3ステージは、おそらく2025年の金曜日と同じ道になるだろう。土曜日は4つのステージが行われ、そのうちの1つはこの地域で有名なアウトドローモ・カピタン・ミランダで行われるグラベルのスーパースペシャルだ。ペトロブラス・ラリー・デル・パラグアイの素晴らしさ、そしてエンカルナシオンの素晴らしさを多くの人に見てもらいたい」
ラリー・デル・パラグアイは来季、WRCの第10戦として8月28〜31日に開催される。